よくある質問

Q
測量会社の主なお仕事は?
A

ダムや橋、道路、鉄道、トンネル、ビル、家屋等、あらゆる建設工事において、まず最初に行う作業が測量。工事予定地の正確な位置(座標)・高さ・長さ・面積等を専門的な測量技術を使って測定し、現状図面等を作成します。この測量の結果によって、開発計画を決めたり、建造物の建設条件を変更するので、誤差のない正確性が要求されます。社会的に重要でかつ、責任も大きな仕事といえます。
また、近年は電子機器が大変進んでいる業界のため、女性の進出が進んできている業界です。

仕事内容をもっと詳しく

【主な仕事】
[1]内業 事務所での作業を指します。効率的で正確な測量のために、まずは事前に作業計画・測量計画等を立案します。測量後は観測したデータをPCに保存し、さまざまな計算を行った後、測量ソフトやCADを利用して図面作成や計画書や報告書等の作成を行い依頼人に交付します。

[2]外業 屋外で行う実際の測量作業のこと。2~5人のチームを組み、最先端の電子機器を使い測量を行い、データはメモリ等に保存します。計測場所は街中、山、海峡など様々です。またドローンや人工衛星を使ったGPS技術により、測量の効率化は飛躍的に進んでいます。

[3]土木測量…建設時に必要になる測量。いろんな専門器具を駆使して計測します。
地図測量…地図作成のための測量で航空写真を元に作図します。
地籍測量…個人や法人の所有する土地の広さを正確に測ります

Q
測量に興味があるのですが測量士資格は必要ですか?
A

測量を行うには、測量士か測量士補の資格が必要である。資格取得には、測量士(補)の国家試験に合格して取得する方法と、試験を受けずに取得する方法の2通ります。
試験を受けずに測量士の資格を得るルートはいくつかあり、大学などで測量に関する指定の専門科目を修め、1年以上(短大、高等専門学校は3年以上)の実務経験がある人、養成施設で1年以上測量士補になるのに必要な知識、技術を修得し、2年以上の実務経験がある人、測量士補の有資格者で、測量に関する専門の養成施設で専門の知識と技能を修めた人は、国土地理院に申請し登録されると測量士の資格が得られる。
実務経験を積んで資格を取ることができるので、弊社ではお仕事をしながら測量士への教育やサポートをお手伝いします。

Q
未経験者でも大丈夫ですか?
A

未経験だからこそ色んな事を素直に吸収してくれる柔軟な心構えで仕事に望んで貰えると思っています。測量の技術は日々進歩しており常に勉強が伴うので吸収して会社で役立てて欲しいのです。近年では省人力化の観点でAIの技術も導入が進んでいるので、IT技術に明るい人材も重宝されます。また、積極的で素直な方はベテランの方に好かれる傾向があるので会社に早く馴染んで可愛がって貰える人材としての期待もあります。

Q
測量もかなりITが進んだと聞きますが?
A

無人航空機(UAV)を活用した3次元計測やレーザ計測システムを活用した陸域での3次元計測やGIS(地理情報システム)を活用した業務の効率化支援などは日進月歩に発展しています。
効率化もそうですが、なにより人間の能力を補う新技術は、現場の人間にとって恩恵であり、測量と言う緻密な業務を行うには無くてはならないものとなってきました。